前期の授業期間が終了しました。今年は節電のため、授業期間が短縮され、テストを含めて7/16までに全て終了させることになったので、例年になく早く夏休みに突入することになります。酷暑のなか、授業では冷房がほとんど使えないという困難はあったものの、「来年以降もずっとこれ(7月半ば終了)でいい」という感じです。このことについては、数名の同僚も同じ意見でした。
今年は節電と、その後に出てきた「ウルトラ・クールビズ」の流れにのって、6月末から短パンで出校し、教壇に立ちました。じつは、昨年から、真夏に長ズボンを履いて出校する事に困難を覚えており(いろいろ事情があって、ものすごく汗をかいていたからです)、震災以前から短パンでの出校を目論んではいたのですが、いかんせん踏み切るべきかどうか、悩みがありました。しかし節電要請のなかで、世の中でも短パンを可とする「ウルトラ・クールビズ」が出てきたので、これ幸いと実行してみた次第です。
結論としては、短パンでの出校はとても快適で、来年以降も電力需要に関係なく、短パンで出校し教壇に立つつもりです。もとより、「短パンなんて、大学の教員としてふさわしくない格好だ」というお叱りが一部にあることは承知しています。ですが、長ズボンを履いて冷房をガンガン効かせるより遥にエコで良いはずですし、学生諸君も私の講義を「聞く」ために大学に来ているのであって、格好を「見る」ために来ているわけではありますまい。なにより学生諸君がわたしの短パン姿を支持してくれたのが幸いでした。
「クールビズ」というものが出てくる以前は、夏でもネクタイを締めるのが普通でした。でも、いまは、夏はノーネクタイというのがすっかり定着したように思います。エンジニアや内勤の方のみならず、お客さんを相手にする営業マンでさえ、ノーネクタイがごく普通になりました。好ましいとされる服装の規範なるものは、時代とともに変わってきたし、今後も変わっていくのだと思います。
学部講義のテストの採点も終わり、あとは大学院のレポートの採点を残すのみとなりました。例年以上に長い夏休みですので、研究に励めたらと思っています。
2011年7月16日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿