11/6~7にかけて、日本平和学会に参加するために、茨城大学まで行ってきました。水戸を訪れたのは初めてです。茨城大学は、5学部を有する大学ですが、農学部と工学部はキャンパスが別で、水戸市内のキャンパスには理学部、人文学部、教育学部の3学部しかないせいか、比較的こじんまりとしたキャンパスでした。
水戸駅から茨城大学まで、バスで30分ぐらいかかると聞いていましたが、実際には、土日だったせいか、15~20分ぐらいの所要時間でした。地方だとどこも同じですが、このバスの乗車料が結構高く、水戸駅と茨城大学前を往復すると640円もかかります。電車で水戸駅までやってきて、水戸駅から大学まではバスで通学しているという学生さんも結構いると思いますが、この料金は(定期を使っているだろうにしても)結構負担になりそうです。電車と違ってラッシュ時には渋滞で時間がかかるから、時間も読みにくい。駅前に立地している千葉大は恵まれていると、改めて実感します。
この水戸駅の北口がバスターミナルですが、ここが窪地になっている。なので、どのバスも出発時に坂を上るためにエンジンをふかすことになります。そのせいか、ターミナルでバスを待っている間、排気ガスがひどいと思いました。都会より空気が悪いのです。地方では、乗用車(自動車、バスなど)が人々の足になっていることを痛感させられます。せめてもう少し人口が多いと、富山や熊本や鹿児島のように路面電車があったりもするのでしょうが、水戸市の人口規模だと、路面電車の経営も成り立たないでしょう。
学会では、幾つかの報告を聞いたり、知り合いと再開したりして、研究上の刺激を得ることができたほか、企画委員会に出席してきました。最も印象的だったのは、学会の運営を手伝って下さっていた茨城大学の学生さんたちの挨拶や振る舞いが、とてもしっかりしていたことです。仕事柄いろいろな学会で各地の大学を訪れますが、これほど明るくしっかりと挨拶をし、テキパキと仕事をしてくださる学生さんと接したことは、なかったように思います。今回の学会の主催校であった茨城大学の蓮井先生のゼミ生さんたちだと思いますが、蓮井先生の教育が相当しっかりなされていることの証だと思いました。どのような教育をなされているのか、今度伺ってみたいと思います。
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