今年もたくさんの方々から年賀状をいただいた。
頂戴した年賀状を拝読して思ったことは、自分と友人が「中年」である、ということである。というのは、2~3年前から、年賀状で「老眼」や「腰痛」を訴える同年代の友人が出て来はじめていたのだが、それが年を追うごとに増えているのである。
言うまでもなく、年賀状には記していないくても、「老眼」や「腰痛」を抱えている友は多いであろうと思われる。これらを抱えている友は、実際には年賀状に記してきたよりもはるかに多いかもしれない。
かく言う私も、昨年は、いや昨年もまた、腰痛に苦しめられた。ほぼ毎年のようにぎっくり腰に見舞われているが、昨年のものはひどかった。何かにつかまることなくしては歩けないという日が、数日続いた。これは初めての経験で、改めて、長身という腰痛を発症しやすい体を呪ったものだった。しかし今回、腰痛で入院手術したという友からの年賀状を読み、まだ私のほうが恵まれているかもしれない、と思った。
私の場合、老眼は、まだごくごく初期という感じである。ただし、老眼とは別の問題として、昨年は複数の目の疾患に見舞われた。手術を受けたが、なんとなく見づらい状態を脱するには、至っていない。早くこの状態を脱したいと思うも、もう1年以上続いている。今後は、老眼の進行にも見舞われるのだろうということは、頭では理解しているつもりである。
むかし、あるベテラン研究者から、「研究者は目と腰に気を付けよ」という趣旨のアドバイスをもらったことがある。至極名言である。
IT時代は、腰と目に負担がかかる時代でもあると思う。私は普段スマホをほぼ弄らない。それは幾つかの理由があるのだが、それはともかく、普段スマホを弄らないことは、腰と目に負担をかけないというメリットはあろう。
引き続き、目と腰の両者をいたわりながら、生きていかねばならない。
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