国際開発学会の第13回の春季大会のために、横浜国立大学まで足を運びました。国際開発学会に出かけるのは久しぶりで、春季大会への参加はよく考えたら初めてでした。
学生時代に4年間横浜に住んでいた私ですが、横浜国立大学に出かけるのはじつは初めてでした。横浜国大の常盤台キャンパスは、横浜駅からバスで20分ぐらい(または地下鉄+徒歩で20分ぐらい)のところにありますが、ご承知のとおり横浜は坂がとても多いところで、横浜駅から横浜国大まで向かう途中も、結構な上り坂となっています。のみならず、大学の最寄のバス停を降りてから、キャンパスにたどり着くまでにも、またまた坂を上らなくてはなりません。当日は比較的涼しかったのですが、それでも汗が滲みそうでした。暑い季節には、教室にたどり着く前に汗ダラダラになりそうです。最寄り駅から近く、しかも道もフラットな千葉大は、この点でたいへん恵まれていることに、気づかされました。もとより坂が多いと、足腰は鍛えられそうです。また、おそらくキャンパスからは富士山が見えるのではないかと思います。公平を期すために、こういうメリットが横浜国大にはあることも、記しておかねばならないでしょう。
学会のあとは、在横浜の知人と食事をしてきました。なんでもこの方は、高校のときに横浜国立大学に出かけて、その急坂に驚き、横浜国大を志望するのをやめたとか。ちなみに横浜国大は、むかしは清水ヶ丘にキャンパスがあり、ここは今は「清水ヶ丘公園」になっています。私は大学時代にこの公園の近くに住んでいたのでよく知っていますが、ここも急坂を登らないとたどり着けないところでした。
横浜というところは異国情緒漂う街として全国的にも人気がありますが、人によっては、坂に閉口させられる街かもしれません。特に高齢となり足腰が弱ってくると、場合によっては外出もままならなくなるとか、いろいろ厄介な面もありそうな気がしますし、そう考えると千葉市というのは良いところかもしれません。こういうことは、学生時代の若い時分には気がつきませんでした。年をとることによって初めて、気づくこと、見えてくることが、あります。
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