2010年3月30日火曜日

アジ研図書館を訪問

今日は、アジア経済研究所の図書館に足を運んで、資料をコピーして入手してきました。必要としていた資料は、日本でここの図書館にしか所蔵されていない逐次刊行物です。

「アジ研」に足を運んだのはじつは初めてだったのですが(千葉市内にあるのにもかかわらず)、行ってみて、単純に感動しました。建物がすばらしく綺麗で、かつ資料が豊富だったからです。書籍だけならともかく、世界各地の逐次刊行物を、アジ研ほど幅広く揃えているところは、日本には他にないでしょう。「この図書館に、気軽に足を運べるところに住んでいたら…」という思いから、「幕張に引っ越しても良いかも?」とさえ、思ってしまいました(ほんの一瞬だけですが)。

千葉大から比較的近くにある図書館ですので、千葉大の学生さんは、機会があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。

2010年3月23日火曜日

卒業式

今日は、千葉大学の卒業式がありました。
わたしも、ゼミ生を送り出しました。とにかく健康に留意して、活躍して欲しいと願っています。

昨年度に卒業されたゼミ生の皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。
本ゼミだった方も、サブゼミだった方も、たまには、近況を、メールででもお知らせ下さい。

2010年3月21日日曜日

ジャック・アタリ『21世紀の歴史』(作品社、2008年)

遅ればせながら、ジャック・アタリ『21世紀の歴史』(作品社、2008年)を読みました。

この本は、人類史を大きく発展させる原動力となった市場の発展の法則を踏まえ、21世紀の世界の行方を、大胆に試論的に論じた書です。アタリによれば、21世紀の世界は、次のような弁証法的なステップを踏んで展開していくといいます。すなわち、「第一段階:市場原理がますます発展していく(超帝国)」→「第二段階:秩序や安全性が大きく揺らぎ、世界各地で混乱や内戦などが頻発する(超紛争)」→「第三段階:市場の機能や暴走を制限し、人類の狂気を理性で押さえ込むことで、公正・平穏・連帯・友愛に満ちた世界が構築されていく」(超民主主義)というステップです。

アタリのこうした未来予測には、多くの異論・反論がありえるでしょう。しかし「なるほど、確かにそうなりそうだな」と思わされる指摘が随所に散りばめられているのも、事実だと思います。世界や社会の数十年単位での大きな流れがどうなっていくのかを考える上で、導きとなる本です。特に21世紀を長く生きていく若い人に読んで欲しい、そんな本です。