今日は卒業式でした。2007年に千葉大に着任して、2009年の春に最初のゼミ生の卒業生を送りだしてから、今年で第5期生を送り出すことができました。
卒業生のご活躍をお祈りしています。
2013年3月22日金曜日
2013年3月6日水曜日
パネル討論会「ロシアのエネルギー資源にどう向き合うか-ロシア・カードの使い方」
環日本海経済研究所とユーラシア研究所の共催によるパネル討論会「ロシアのエネルギー資源にどう向き合うか-ロシア・カードの使い方」に参加するために、立正大学まで出かけてきました。
わたしはロシアについては全く不勉強ですが、エネルギー資源のうち特に石油については論考を発表したことがありますし、いくつかの授業で、石油について講じてきた経験もあります。したがって、エネルギー資源論は、まったくの門外漢ではありません。しかしながら、その討論会では、新聞や雑誌で流布している通説を批判する指摘がいくつかなされており、これらがたいへん勉強になりました。やはり特定の各地域をフィールドにしている方々の発言は、圧倒的なディティールに裏付けられており、傾聴すべきものがあります。
立正大学には初めて足を運びましたが、交通の便が良い上に、会場となった建物がきれいで、「さすがは私学」と唸ってしまいました。
わたしはロシアについては全く不勉強ですが、エネルギー資源のうち特に石油については論考を発表したことがありますし、いくつかの授業で、石油について講じてきた経験もあります。したがって、エネルギー資源論は、まったくの門外漢ではありません。しかしながら、その討論会では、新聞や雑誌で流布している通説を批判する指摘がいくつかなされており、これらがたいへん勉強になりました。やはり特定の各地域をフィールドにしている方々の発言は、圧倒的なディティールに裏付けられており、傾聴すべきものがあります。
立正大学には初めて足を運びましたが、交通の便が良い上に、会場となった建物がきれいで、「さすがは私学」と唸ってしまいました。
2013年2月27日水曜日
横浜へ出張
今日は、校務で横浜まで出張してきました。行き先は、神奈川県教育委員会および横浜市教育委員会です。教育学部の教員ならではの校務と言えます。
往路では、横浜駅から、みなとみらい線(横浜高速鉄道みなとみらい21線)に初めて乗りました。この路線は地下深くを走っているため、横浜駅でJRを降り、みなとみらい線のホームにたどり着くまで、いささか距離があります(分かりにくかったです)。数分で着く県庁前駅で降りて、目的地に向かいました。最初に神奈川県教育委員会へ、次いで横浜市教育委員会を訪問しました。復路では、最寄り駅が関内駅だったので、この駅から乗車し、横浜駅で乗り換えて、千葉まで戻ってきました。
それにしても、千葉から横浜は遠いです。往路は車内が混んでおり座れそうになかったので、確実に座れるグリーン車に乗ってしまいましたが、片道で950円もかかります。もちろんグリーン車料金は自腹です。グリーン車は、椅子の座り心地は違うし、車内販売もあるし、快適ではありますが、千葉から横浜までの乗車券が1050円である事を考えると、950円というグリーン車料金はやや高い気がします。混雑する朝晩はともかく、そうでもない日中ぐらいは、あと200円ぐらい安くならないものでしょうか。要するに、時間帯によって料金を変えてはどうか、ということです。土日祝日は200円引きになりますが、平日の日中もこれぐらいになると、利用しやすいような気がします。
往路では、横浜駅から、みなとみらい線(横浜高速鉄道みなとみらい21線)に初めて乗りました。この路線は地下深くを走っているため、横浜駅でJRを降り、みなとみらい線のホームにたどり着くまで、いささか距離があります(分かりにくかったです)。数分で着く県庁前駅で降りて、目的地に向かいました。最初に神奈川県教育委員会へ、次いで横浜市教育委員会を訪問しました。復路では、最寄り駅が関内駅だったので、この駅から乗車し、横浜駅で乗り換えて、千葉まで戻ってきました。
それにしても、千葉から横浜は遠いです。往路は車内が混んでおり座れそうになかったので、確実に座れるグリーン車に乗ってしまいましたが、片道で950円もかかります。もちろんグリーン車料金は自腹です。グリーン車は、椅子の座り心地は違うし、車内販売もあるし、快適ではありますが、千葉から横浜までの乗車券が1050円である事を考えると、950円というグリーン車料金はやや高い気がします。混雑する朝晩はともかく、そうでもない日中ぐらいは、あと200円ぐらい安くならないものでしょうか。要するに、時間帯によって料金を変えてはどうか、ということです。土日祝日は200円引きになりますが、平日の日中もこれぐらいになると、利用しやすいような気がします。
2013年2月12日火曜日
新日鉄住金・君津製鉄所の見学に出かけました
今日は、ゼミの一環として、新日鉄住金の君津製鉄所へ工場見学に出かけました。こちらには、3年前にもゼミ生ともにお邪魔したことがありますが、当時の社名は「新日鉄」でした。新日鉄と住金とが合併したのが昨年10月ですので、「新日鉄住金」になってからの訪問は初めて、ということになります。
さて前回、3年前に見学に行った際は、特に準備をせず、いきなり出かけました。ですが、これはやや失敗したと感じていました。というのも、鉄鋼産業の現状とか、銑鋼一貫製鉄所の諸工程(製銑(高炉)→製鋼(転炉)→圧延)についての知識なしにただ漠然と見学しても、学習効果は低い、ということがわかったからです。もちろん知識なしに見学しても、面白くないわけではない。しかし、事前に勉強して知識を得ておいたほうが、知識なしの場合よりも、何倍も面白く見学できるのです。料理のみならず勉強でも「下準備」が大事です。
というわけで今回は、1月のゼミで、鉄鋼産業の現状や、銑鋼一貫製鉄所の諸工程(製銑(高炉)→製鋼(転炉)→圧延)について勉強する機会を設け、その上で見学に出かけました。見学中のゼミ生達の反応を見ていると、やはり「予習」の意味はあったようで、今回は、前回以上に学習効果の高い工場見学になったように思います。
新日鉄住金は、世界で第2位の鉄鋼メーカーであり、このうち君津製鉄所は、同社で最大の鉄鋼生産量を誇っています。こういう世界に冠たる大企業の主力工場に簡単に足を運べる地の利に恵まれていることに感謝したいと思いますし、そのうちゼミ生たちが、今度は学校教員として児童生徒を連れて見学に行ってくれたら、と願っています。
第四高炉前にて。今から35年前、鄧小平氏は初訪日した際に、この君津製鉄所を訪れています。おそらく、彼もこの第四高炉を見たことでしょう。
さて前回、3年前に見学に行った際は、特に準備をせず、いきなり出かけました。ですが、これはやや失敗したと感じていました。というのも、鉄鋼産業の現状とか、銑鋼一貫製鉄所の諸工程(製銑(高炉)→製鋼(転炉)→圧延)についての知識なしにただ漠然と見学しても、学習効果は低い、ということがわかったからです。もちろん知識なしに見学しても、面白くないわけではない。しかし、事前に勉強して知識を得ておいたほうが、知識なしの場合よりも、何倍も面白く見学できるのです。料理のみならず勉強でも「下準備」が大事です。
というわけで今回は、1月のゼミで、鉄鋼産業の現状や、銑鋼一貫製鉄所の諸工程(製銑(高炉)→製鋼(転炉)→圧延)について勉強する機会を設け、その上で見学に出かけました。見学中のゼミ生達の反応を見ていると、やはり「予習」の意味はあったようで、今回は、前回以上に学習効果の高い工場見学になったように思います。
新日鉄住金は、世界で第2位の鉄鋼メーカーであり、このうち君津製鉄所は、同社で最大の鉄鋼生産量を誇っています。こういう世界に冠たる大企業の主力工場に簡単に足を運べる地の利に恵まれていることに感謝したいと思いますし、そのうちゼミ生たちが、今度は学校教員として児童生徒を連れて見学に行ってくれたら、と願っています。
第四高炉前にて。今から35年前、鄧小平氏は初訪日した際に、この君津製鉄所を訪れています。おそらく、彼もこの第四高炉を見たことでしょう。
2012年12月2日日曜日
ZARAの店頭から見える欧州アパレル産業の舞台裏
週末は、国際開発学会に出席するために、神戸大学に足を運びました。
さて、空き時間に神戸の三宮エリアを歩いていたら、スペイン・ZARAの店舗を見つけました。ご承知の通り、ZARAを展開するインディテックス社は、ファストファッション業界では、スウェーデンのH&Mに次ぐ世界第2位の売上高を誇る企業であり、日本のユニクロを展開するファーストリテイリングにとっては強力なライバルの一つです。
じつは、今年度後期の授業「社会科教材研究V」では、この種のアパレル産業を支える製縫業の新興国への進出の動向を取り上げて、学生さんたちと一緒に考えてきました。日本の店頭にならぶ衣服で、メイド・イン・チャイナが激増しはじめたのは1990年代末からですが、近年は、中国での人件費高騰をうけて、ベトナム、カンボジア、バングラデシュ、さらにミャンマーといった、新しい産地から輸入された衣服が、日本でも少しずつ増えています。わたしも、最近、メイド・イン・バングラデシュという服を初めて買いました。
では欧州のアパレル産業は、どういった国から服を調達しているのか。これを理解するためには、何と言ってもH&MやZARAの店舗に足を運ぶのが手っ取り早い。このうちH&Mについては、すでに渋谷店を訪れた経験があるのですが、ZARAについては未体験だったので、これ幸いとばかりに神戸・三宮で入店し、確かめてみることにしました。
ZARAの店頭に並んでいる服の産地のうち、印象的だった国が2つありました。一つは北アフリカで製造業が発達しているチュニジアです。聞くところでは、メイド・イン・チュニジアの服は、欧州ではちょくちょく見かけるそうですが、日本ではまず見かけません。もうひとつは、欧州最貧国の一角を占めるアルバニアです。メイド・イン・アルバニアというものは、およそ服に限らず、日本ではまず見かけないでしょう(そもそも、「アルバニアってどこ?」という方がかなりおられると思います)。と同時に、この服はいったいどういう経路で日本までやってきたのか、ということも気になります。いずれにしても、ZARAの店頭にある服のタグ一つでも、欧州アパレル産業の舞台裏(海外生産委託や輸送のあり方)を考えるきっかけになります。
ちなみに、わたしはH&MよりもZARAのほうが好みです。じつはZARAで気にいった服があったのですが、さすがに出張中に買うと荷物になるので、購入は控えました。
さて、空き時間に神戸の三宮エリアを歩いていたら、スペイン・ZARAの店舗を見つけました。ご承知の通り、ZARAを展開するインディテックス社は、ファストファッション業界では、スウェーデンのH&Mに次ぐ世界第2位の売上高を誇る企業であり、日本のユニクロを展開するファーストリテイリングにとっては強力なライバルの一つです。
じつは、今年度後期の授業「社会科教材研究V」では、この種のアパレル産業を支える製縫業の新興国への進出の動向を取り上げて、学生さんたちと一緒に考えてきました。日本の店頭にならぶ衣服で、メイド・イン・チャイナが激増しはじめたのは1990年代末からですが、近年は、中国での人件費高騰をうけて、ベトナム、カンボジア、バングラデシュ、さらにミャンマーといった、新しい産地から輸入された衣服が、日本でも少しずつ増えています。わたしも、最近、メイド・イン・バングラデシュという服を初めて買いました。
では欧州のアパレル産業は、どういった国から服を調達しているのか。これを理解するためには、何と言ってもH&MやZARAの店舗に足を運ぶのが手っ取り早い。このうちH&Mについては、すでに渋谷店を訪れた経験があるのですが、ZARAについては未体験だったので、これ幸いとばかりに神戸・三宮で入店し、確かめてみることにしました。
ZARAの店頭に並んでいる服の産地のうち、印象的だった国が2つありました。一つは北アフリカで製造業が発達しているチュニジアです。聞くところでは、メイド・イン・チュニジアの服は、欧州ではちょくちょく見かけるそうですが、日本ではまず見かけません。もうひとつは、欧州最貧国の一角を占めるアルバニアです。メイド・イン・アルバニアというものは、およそ服に限らず、日本ではまず見かけないでしょう(そもそも、「アルバニアってどこ?」という方がかなりおられると思います)。と同時に、この服はいったいどういう経路で日本までやってきたのか、ということも気になります。いずれにしても、ZARAの店頭にある服のタグ一つでも、欧州アパレル産業の舞台裏(海外生産委託や輸送のあり方)を考えるきっかけになります。
ちなみに、わたしはH&MよりもZARAのほうが好みです。じつはZARAで気にいった服があったのですが、さすがに出張中に買うと荷物になるので、購入は控えました。
2012年11月17日土曜日
「誰も知らない基地のこと」
映画「誰も知らない基地のこと」を、先日見ました。
これは、沖縄、ディエゴ・ガルシア、そしてイタリアのビチェンツァといった米軍基地に悩まされている地域の人々の声と、チャルマーズ・ジョンソン、ノーム・チョムスキー、キャサリン・ラッツといった米国の世界戦略・軍事戦略に批判的な声を上げてきた学者へのインタビューとを組み合わせながら、米軍基地の世界的な展開と、それが各地で引き起こす問題を取り上げたドキュメンタリー映画です。このなかで、冷戦が終わってから、世界各地の米軍基地が冷戦中よりも増加していること、それがこの間の中東・東欧・中央アジアといった紛争地を中心に増えていることがはっきり示されていたのが、印象的でした。こういうことには、個別地域の基地(たとえば沖縄)だけを見ていると、なかなか目が行き届きません。他方で、辺野古や高江のヘリパッドを、米軍基地のグローバルな増殖過程の一環として捉えなおすことの必要性にも、気づかされます。
この映画は、首都圏では夏に公開されていましたが、先月の沖縄での米兵による暴行事件をうけて、急遽アンコール上映されています。驚くべきは、これがたったの500円で見られる、ということです。上映映画館であるUPLINKさんのこの映画に対する強い思い入れのようなものを感じます。学生さんたちに、お勧めしたい映画です。
http://kichimondai.com/
http://www.uplink.co.jp/movie/2012/3556
これは、沖縄、ディエゴ・ガルシア、そしてイタリアのビチェンツァといった米軍基地に悩まされている地域の人々の声と、チャルマーズ・ジョンソン、ノーム・チョムスキー、キャサリン・ラッツといった米国の世界戦略・軍事戦略に批判的な声を上げてきた学者へのインタビューとを組み合わせながら、米軍基地の世界的な展開と、それが各地で引き起こす問題を取り上げたドキュメンタリー映画です。このなかで、冷戦が終わってから、世界各地の米軍基地が冷戦中よりも増加していること、それがこの間の中東・東欧・中央アジアといった紛争地を中心に増えていることがはっきり示されていたのが、印象的でした。こういうことには、個別地域の基地(たとえば沖縄)だけを見ていると、なかなか目が行き届きません。他方で、辺野古や高江のヘリパッドを、米軍基地のグローバルな増殖過程の一環として捉えなおすことの必要性にも、気づかされます。
この映画は、首都圏では夏に公開されていましたが、先月の沖縄での米兵による暴行事件をうけて、急遽アンコール上映されています。驚くべきは、これがたったの500円で見られる、ということです。上映映画館であるUPLINKさんのこの映画に対する強い思い入れのようなものを感じます。学生さんたちに、お勧めしたい映画です。
http://kichimondai.com/
http://www.uplink.co.jp/movie/2012/3556
2012年10月15日月曜日
日本国際経済学会で報告
週末は神戸まで出張し、甲南大学にて開催された日本国際経済学会・第71回全国大会に参加しました。昨日の日曜日には、私も報告をしてきました。甲南大学には初めて足を運びましたが、緑溢れるキャンパスに、現代的で風格のある綺麗な校舎が配置されていて、とても雰囲気の良い大学でした。
学会終了後に、甲南大学の近くにて、知り合いと食事をして、最終の新幹線で帰ってきましたが、日曜夜の最終の新幹線なのに、自由席には座れないで立っている乗客がかなりいて、その混雑ぶりにビックリしました。とはいえ、品川からの総武快速線は、さすがに休日の終電ということで、ガラガラでした。
学会終了後に、甲南大学の近くにて、知り合いと食事をして、最終の新幹線で帰ってきましたが、日曜夜の最終の新幹線なのに、自由席には座れないで立っている乗客がかなりいて、その混雑ぶりにビックリしました。とはいえ、品川からの総武快速線は、さすがに休日の終電ということで、ガラガラでした。
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